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アナフィラキシーショックは花粉症で起こるの?

2019年08月29日
マスクをかける女性

身体の免疫が過剰に反応することで起こるアレルギー反応。
その中でも特に怖いのがアナフィラキシーショックです。
アナフィラキシーショックとはアレルゲン物質が体内に入ってから短時間で起きる重度の全身性アレルギー反応です。
呼吸困難・血圧低下・意識消失が起こり、短時間で心肺停止まで陥る恐れがあります。
そのため、アナフィラキシーショックが起きたらすぐに治療を行わなければなりません。

アナフィラキシーショックはアレルゲン物質が体内に入ることで起こります。
そのアレルゲン物質の中には、特定の植物の花粉も含まれています。
つまり花粉症の人がアナフィラキシーショックを起こす可能性もあるのです。
ただし、一言で「花粉症」といっても原因となる花粉は様々あります。

その中でも特にアナフィラキシーショックを起こしやすいのは、「イネ科」「キク科」の花粉です。
アナフィラキシーショックは、主に腸からアレルゲン物質が吸収された場合に起こります。
つまり花粉症でアナフィラキシーショックを起こすのは、特定の植物の花粉と似た構造を持つ食べ物を口にしたときになります。
春の花粉症の原因となるスギ科の植物の場合、似た構造をしている食べ物はトマトくらいです。
一方、秋の花粉症の原因となる「イネ科」や「キク科」と似た構造をした食べ物には、メロン・スイカ・バナナ・ニンジン・ピーナッツ等、様々な食べものが挙げられます。
「イネ科」や「キク科」の花粉症がある場合は、これらの食べ物に注意が必要となります。
そして特に花粉症で気をつけたいのが、「イネ科」の場合と「キク科」のヨモギに対してアレルギーを持っている場合です。
「イネ科」の植物の中には小麦が含まれています。

また「キク科」のヨモギの花粉とピーナッツは似た構造をしています。
小麦やピーナッツは消化酵素に強く、腸まで吸収されやすいです。
また強いアレルギー反応を引き起こす恐れがあるため、特に注意が必要になります。
「イネ科」も「キク科」も主に夏~秋にかけて花粉症の症状が見られます。
もし気になる場合は、事前に検査をして、自分が何に対してアレルギーを持っているか知るようにしましょう。

キスから始まるアナフィラキシーショック

呼吸困難・血圧低下などが短時間で起きる重度の全身性アレルギー反応、アナフィラキシーショック。
これはアレルゲン物質が体内に入ることで起こるのですが、アレルゲン物質が食べ物の場合、自分がアレルゲン物質を含む食べ物を口にしていなくても、症状が起きることがあります。
例えばアナフィラキシーショックの原因として挙げられるもののひとつとして、キスが挙げられます。
重度のピーナッツアレルギーを持つ女性がある時、彼氏とキスをしたらアナフィラキシーショックを発症、数日後に死亡するという事故が起きました。

その原因はキスの直前彼氏が食べていたもの、ピーナッツバターが原因でした。
相手がアレルゲン物質を含む食べ物を食べていた場合、キスをするとそのアレルゲン物質が少なからず相手の口の中に入ります。
口の粘膜や舌に触れるとアレルギー反応が起こり、かゆみや腫れにつながります。
さらに喉の腫れが酷くなると空気の通り道が狭まり、呼吸困難となってしまいます。
軽度の場合は口に違和感を感じる程度ですが、重度になると全身性の症状を引き起こすこともあるのです。
このようにアレルギー反応は自分だけ避ければいいというものではありません。
相手がアレルゲン物質を口にした場合、キスを通して自分の体内に入る可能性もあるからです。

そこで大切なのが、自分が何のアレルギーを持っているか知ることです。
病院で検査をし、もし口にして違和感を感じる食べ物があったら避けるようにします。
特に秋、花粉症の症状が見られる場合は「イネ科」「キク科」の花粉と似た構造をした食べ物に注意しなければなりません。
そして自分が何のアレルギーか分かったら、相手にも伝えるようにしましょう。
そうすればお互いを守ることにつながります。

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